米どころ新潟県魚沼地方の中でも特に美味しいとされる南魚沼地域は、西を1000メートル級の魚沼丘陵、東を2000メートル級の越後山脈と、山に囲まれた盆地地形である事から、昼と夜の気温差が非常に大きく、美味しいお米に育つための条件の整った地形です。
南魚沼の土壌は市内を流れる魚野川や登川などの河川によって運搬された比較的新しい土で形成されていて、他の地域の水田に比べ稲に必要な窒素供給力が小さく、やや痩せた土地です。一般的に栄養素豊富な土壌が良いと思われがちですが、稲が大きく育ち、倒れやすいコシヒカリにとって、痩せた土地は生育過剰を抑制してくれる良さがあります。
また、南魚沼は日本有数の豪雪地帯であり、八海山や巻機山をはじめとした周囲の山々の雪解け水が豊富です。加えて、市内には八海醸造、青木酒造、高千代酒造と3つの酒蔵があります。米作り同様に酒造りにも水が重要とされ、それぞれが世界的に高評価されている事からも南魚沼の雪解け水が上質であることが分かります。その水が田んぼを潤し、美味しいお米に育つ栄養を与えているのです。
そして南魚沼の中でも、特に美味しいお米が作られると伝えられているのが、旧塩沢地区です。旧塩沢産コシヒカリは日本で流通するお米の0.1%とも言われ、希少なお米です。南魚沼市を拠点とするソイルワークスでは、旧塩沢町の農家から直接お米を仕入れお届けしていきます。
